
お知らせ
「まだか?」のスピード対応と、10万円超のリスクを回避した経営判断
AIが機能しない時こそ、人間の判断に集中する
本日も、重要案件への対応やイベント検討、同友会活動など多岐にわたる業務を行いました。
夜の会議では、AIによる議事録作成がうまく機能しないという技術的な壁に再び直面。AIは万能ではないと再認識させられましたが、だからこそ「人間にしかできない重要な判断と実行」にリソースを集中させる必要性を痛感しました。
重要案件の「まだか?」を成長機会に変える
その「人間にしかできない実行」の一つが、スピード感です。
進行中の最重要案件のお取引先から「まだか?前向きに検討したいが、時間的に厳しい」という催促の電話をいただきました。これは、先方の検討意欲が非常に高いことの証拠であり、「待たせない実行力」が問われる瞬間です。
私たちは、この熱意を逃さないよう、設計案2点の提案と見積もり提出を最優先で本日中に完了させることを決断しました。BtoBの案件では、製品の質だけでなく、提案スピードが信頼と受注確度を大きく左右するからです。
10万円超のイベント出展を「やらない」という判断
一方、新規イベントへの出展相談では、冷静なリスクマネジメントを発揮しました。
主催者様から大規模なダンボール迷路(5m×8m)の出展を打診されましたが、私たちは以下のリスクを精査しました。
-
河川敷という場所柄、水濡れ(資材損失)の可能性
-
2日間開催による夜間撤収・翌日再設営の身体的・時間的負荷
-
高額な出展料で、かつ中止時の返金がない資金リスク
-
イベント対応による人員不足
このリスクに対し、私たちは「リソースの過大投入」と判断。迷路ではなく、規模を縮小した「ジェンガ」での出展という代替案を検討する方針を検討しています。
集客の魅力はあっても、「会社の安定的な成長」と「既存顧客へのサービス品質」を犠牲にしてまでリスキーなイベントに挑むべきではない、という賢明な判断です。
「実行」と「判断」こそが最強の企画力
今日の活動は、「やるべきこと」と「やらないこと」を明確に分ける、経営判断の重要性を教えてくれました。
AIが完全に機能しない状況でも、「お客様の熱意に応える実行力」と「会社を守り成長させる判断力」こそが、製造業の経営者が最も磨くべき最強の企画力です。私たちは、この両輪を高速で回し、着実に成長していきます。
