
お知らせ
迅速な現場対応がクレームを信頼に変えた日!「大きな投資」のリスクで立場を逆転させる交渉術
信頼を守る「迅速なクレーム対応」
本日は、製造業にとって最も重要な資産である「お客様の信頼」を守ることからスタートしました。
納品直後、お取引先から「箱が入らない」というクレームの電話をいただきました。原因は抜き形式の違いによる勘違いと判明しましたが、私たちはすぐに訪問し、現場で製品の違いを説明することで、無事に解決することができました。
「迅速な現場確認と説明」は、お客様の不安を解消し、信頼の損失を防ぐ上で不可欠です。今後は、複雑な製品には事前の説明やラベル付けなどを検討し、再発防止に努めます。
重要案件提出完了と、付加価値への自信
クレーム対応と並行し、最重要案件のお取引先への設計と見積もりの提出を完了させました。
私たちは、提示した価格が、ダンボールという素材だけでなく、「設計力」「オーダーメイド」「短納期対応」「軽量化」という、弊社の企画力に対する適正な付加価値に基づいていると確信しています。
先方からの「前向きに検討したい」という意向をいただいており、私たちは価格競争ではなく、製品の優位性で押し切る準備を進めます。
イベント交渉における「能動的」な姿勢への転換
本日最も大きな経営戦略の転換点は、経営の知見を持つ方との会議で得たイベント出展に関するアドバイスでした。
現在、大規模な迷路出展を打診されているイベントに対し、「誘われた立場で高額な費用を支払うのはおかしい」「交渉すべき」「立場を変えて売り込むべき」との貴重な示唆をいただきました。
これは、私たちが無意識に陥っていた「受動的な姿勢」から「能動的な姿勢」への転換を促すものでした。
私たちは、迷路の制作・設営にかかるコストと技術力を正当に評価し、費用の交渉や、協賛・委託といった別の形での参画を模索する方針へと決定しました。
攻めと守りで信用を収益に変える
今日の活動は、守りで信頼を強固にし、攻めで事業拡大を目指す、製造業の経営戦略を示しています。
この「立場を変えて売り込む」という姿勢こそが、単なる箱屋から脱却し、「企画を必ずカタチにする」実行力を収益に繋げる鍵となります。
