9月1日は「防災の日」。日本各地で、災害への備えを見直す取り組みが行われます。実は、段ボールもまた、災害時に大きな力を発揮する心強い味方なのです。
　地震や台風といった自然災害は、いつどこで起きるかわかりません。いざという時、避難所ではプライバシーの確保や、床からの冷気を防ぐことが重要になります。そこで活躍するのが、段ボール製のパーティションや簡易ベッドです。軽くて持ち運びやすく、組み立ても簡単な段ボールは、被災された方々の身体と心の負担を少しでも和らげるための、大切な役割を担っています。私たちは、この素材の持つ「軽さ」と「丈夫さ」を活かし、緊急時でも安全に使える製品を開発しています。
　私たちの仕事は、単に「箱」を作ることだけではありません。段ボールの可能性を追求し、普段の生活だけでなく、非常時にも人々を支えることができる「ものづくり」を続けています。これは、社会の一員としての私たちの使命だと考えています。
　日頃からの備えが、いざという時に自分と大切な人を守ります。段ボールを通じて、安心と安全を届けられる会社でありたいと願っています。