
お知らせ
「なぜ照明屋が虫を捕る?」隣の田んぼが駐車場に変わっても進化する発明品『トレテーラ』の秘話
照明器具の会社が作る「虫取り器」
本日、巨大迷路の協賛金のお願いで同友会仲間の西當照明さんを訪問しました。本業はプロの照明器具を作っている会社さんです。
しかし、西當さんが販売しているのが、この本業とはかけ離れた異色な発明品、その名も『トレテーラ』!
これは、ブラックライトで虫を引きつけ、周りのハエ取り紙のような接着テープで捕獲する対虫兵器です。
「田んぼ」は消えたが、「製品」は残った
なぜ照明屋がこんな製品を?その開発秘話が、また面白い。
「隣が田んぼで、とにかく虫が入ってきて敵わんかったから作った」—技術者の「困った」から生まれた、非常にパーソナルな製品だったのです。
ちなみに、私が帰りに確認したら、その隣の田んぼはもう無くなって、今はトラックの駐車場になっていました(笑)。
製品開発のきっかけは時代の流れで消えても、この『トレテーラ』は立ち止まりません。最近日本で問題になっているトコジラミ対策の最新モデルも開発されていること。人のにおいや体温、息に反応するトコジラミの性質を研究し、照明の技術を「生命の探求」に応用する姿勢に、プロのものづくり魂を感じました。
「売れたら協賛してね!」という熱すぎる友情営業
現在、『トレテーラ』はYahoo!で販売されており、先日も4つ売れたと喜んでおられました。しかし、私は思いました。「こんな面白い技術、もっと売れていいはずだ!」
そこで私は、同友会仲間という遠慮のない関係を活かし、社長としてある提案をしました。
「社長、うちのブログで全力で宣伝しましょう!その代わり、売れたら巨大迷路の協賛金を出してくださいね!」
笑いながらの提案でしたが、これは地域のものづくり企業を本気で応援したいという、私からの熱いメッセージです。
「困った」を「面白い」に変える力
西當照明さんのように、「きっかけは消えても、時代に合わせて進化する力」こそ、東大阪の製造業の真骨頂です。
アラカワ紙業も、ダンボールで「困った」を「ワクワク」に変えていきます。まずは、このブログを通じて『トレテーラ』を全力で応援します!
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