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【衝撃】近大生が語る「東大阪に足りないもの」とは?町工場社長、若者の声に耳を傾ける!
プロジェクトの冒頭、私たちは同友会行事の一環として、学生たちと東大阪の現状について率直に意見を交わしました。彼らが語った「リアルな東大阪」は、我々が日頃見ている景色とは少し違いました。
学生たちの率直な意見は以下の通りです。
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「工場の数や電車は便利だが、地元に帰ったら遊ぶ場所がない。活動の場が限られている。」
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「地元に根差すなら、もっとアクティビティな経営が求められるのではないか。」
これらの声を聞いたとき、私はハッとさせられました。我々経営者はついビジネスの効率性ばかりを追求しがちですが、若者が求めるのは「住みやすさ」や「楽しさ」といった生活の質でした。
そして、この対話の場で、私たち経営者サイドから出た意見があります。それが、「東大阪だけでなく、八尾も入れた中河内を対象に考えるべきだ。エリアを広げないと魅力が伝わらない。」という、地域ブランディングに関する示唆でした。これは、後に学生たちの意欲と結びつく重要な視点となりました。
特に感動的だったのは、学生たちの「中小企業に対する熱い思い」でした。
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驚いたことに、彼らの中には、営業や物事を人に伝えることに強い興味を持つ学生が多くいました。
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そして彼らは、「発信が下手な中小企業に対し、課題解決からモノづくりが始まることを伝えたい」という、明確な目的意識と意欲を持っていたのです。
これは、まさに私たちが長年抱えてきた「発信力の弱さ」という課題に、若者が共に立ち向かってくれるという宣言に等しいものでした。また、先に経営者サイドから出た「中河内という広域でビジネスを捉え直す」という視点に、学生たちが共感し、自分たちのプロモーション活動でその魅力を広げたいという意欲を見せてくれたことも、大きな感動でした。若者たちの情熱と、広域的なビジネス戦略が結びつき、新たな可能性が生まれたのです。
今回の近大生との出会いは、町工場経営者である私にとって、凝り固まった常識を打ち破る「衝撃」と「共鳴」をもたらしてくれました。彼らのリアルな声と情熱は、中小企業の未来、そして東大阪の未来を創る大きなヒントになるでしょう。
この出会いを具体的なアクションへと変える、次のプロジェクトがいよいよ始動します!
彼らとの出会いが、今後の当社の事業にどう影響するのか、ぜひご期待ください!
