段ボールベッド3,000個

本日、ビジネスプラットフォーム経由で、極めて大規模な災害対策用品の依頼が舞い込みました。それは、段ボールベッド3,000個という、通常では考えられない規模の案件です。

実はこれまで、私たちは段ボールベッドを製造した経験がありませんでした。弊社の過去の災害対策提案では、寝転がれるロッキングチェア「たゆたう」のような独自商品をベッド代わりにご提案する、という柔軟な対応をしてきました。

組合図面の意図を汲む

今回の依頼は、その大規模さからも、単なる商売の域を超え、「災害への備え」や「防災意識の啓発」を広めたいという、社会的な意図が強く込められていると直感しました。

そこで私たちは急遽、全国ダンボール組合の公式ページを確認。製造経験はなくても、組合が指定する標準図面や作り方の動画が公開されているのを発見しました。この標準品を広めたいという意図を汲み、私たちはすぐにその図面とサイズに基づいて設計を行い、見積もり（単価）を算出する体制を整えました。

たとえ現実的な受注に繋がらないとしても、社会的なニーズに対し、プロとして迅速かつ正確に対応することこそが、私たちのコミットメントです。

 止まらない高付加価値案件の推進

この大規模案件への対応と並行して、私たちは企業の将来の成長のため、既存の高付加価値案件も決して止めません。

• 段ボール家具設計や精密梱包設計のクライアント様へ、本日中に最終設計と価格を提出。

• 高級酒の箱の見積もり、そして既存の重要案件のクロージングも、すべて「本日中」に確実に前進させました。

私たちは、大規模な防災ニーズから、一点物の高付加価値設計まで、社会とお客様のあらゆるニーズに「企画倒れさせることなく」応える実行力を持っています。

お客様の課題解決は「社会のニーズに即応する柔軟な実行力」

「この箱では、ブランドの魅力が伝わらない」と感じる企業様。その課題解決に必要なのは、「経験のない分野でも、社会的な意図を汲み取り、全国レベルの標準規格に即座に対応できる柔軟な実行力」です。

私たちは、単なる段ボール製造業者ではなく、社会のニーズに即応し、ブランド体験と防災対策の可能性を広げるパートナーとして、これからも挑戦を続けます。

難易度の高い設計や、スピーディな対応力をお求めのお客様。ぜひ、私たちにご相談ください。